昨日、勤労感謝の日振り替え休日に、家の若い者たちが休日が取れて、久々に大賑やかにお墓参りをした。小太郎も勿論一緒だ。
道中、東金有料道路沿いの紅葉がとても鮮やかで、ほぼ深紅に近い並木もある。いい目の保養も出来た。
急に決まったため、お墓の花も庭の花々、白菊と紫サルビア、それに千両で、とても美しい花束を供えることが出来た。
10月31日が母の命日だったのだが、自分で車の運転が出来ずに、若い者の休暇待ちだったのだ。若い者たちは働き盛りで休みもママならずと言った態。
それでも有り難いことで、皆で思い出話などし、孫たちも「おばあちゃんマックが好きで、ポテトもしゅぼしゅぼ食べたよ」と、ハイカラなものが好物だったとか、ファミレスに入ったとき残りの御飯を誰も気付かないあっという間におにぎりにしていて、店員さんにお持ち帰りを断られたと、微笑ましい笑い話などをしたりして偲んでくれた。
私はこの頃母の形見の上衣を何枚かよく着るのだが、昨日も着ていたら、「それおばあちゃんが縫ったの? 洒落た柄だね、おばあちゃんお洒落だったね」と、思い出新たにしていた。
庭は小学時代の友が綺麗に剪定してくれていて、その彼も来てくれて、あと裏庭をどうするか相談した。
時たまぽつぽつと雨が来たが、いい一日だった。
母も他の仏様たちも、喜んでくれただろう。
山茶花はそろそろおしまいかな。
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