9:30羽田発の飛行機で宮崎へ講演のため飛ぶ。
薬が効いているのか、不思議とずっと痛みはない。熱はずっと7度5分前後。熱のせいか、唇に吹き出物ができる。
首から三角巾で腕を吊っていると、首や肩がやたらに凝るのでやめた。ただ、外出中は何かの拍子に使ってまた痛めては困るので、黒い長めのマフラーで被せるように首からかけた。
こうすると全く目立たないために、満員電車でも誰も席を譲ってくれない。片手でバッグを担ぎ、手すりに掴まってでは不安なので、グリーン車通勤となる。
左手では何も出来ない。食事を作ることも、食べることも、細かい化粧も。歯磨きが難しいことを知った。着る物も制限がある。つまり太いギブスを通せる太い袖のものだけである。ブラウスはボタンをはずせば何とかなるが、上着はハーフコートだけで、以降この2着を着まわすことになる。
字が書けない。メモがとれない。一時間半の講演用にメモを書いたが、自分でも判読不可能な字らしきものがくちゃくちゃと並んでいる。
日帰り出張だったのでできた。一週間後に一泊の施設見学出張が入っていたが、何をするにも倍3倍の時間がかかるし、機械工場見学があり危ないので、これはキャンセルした。
→2003年11月19日(水)
[骨折闘病記][日記]