快癒

九十九里浜ロングバケーション

2011年09月09日

夕べの鈴虫の音は素晴らしい。
リーン　リーンと、寝入るのが惜しいほどに鳴いてくれる。
朝べの蜩は目の前の柿の木にしがみつくようにしてしきりに鳴くが、少し騒がしく聞こえる。

小学校低学年3ヶ年間担任をしていただいた恩師のお宅に久しぶりにお邪魔した。
隣の市に嫁がれている。
大病をされたが快癒したとのお便りを頂いていた。
お目にかかると、見るからにお元気!!!　
闘病中の辛いお話も、どんどんお話しされる。
これは心身共に良くなられたのだなと、こころから嬉しかった。
お昼には、大学生の孫さんも大好きだというご自慢のお手製カレーを頂いたりして。

地元の名士の御主人さまも側で穏やかににこにことしている。
と、電話が。
市の教育長からで、校長と一緒に伺うと。
御主人の蔵書はたいへんな物。
豆本から始まったらしいが、全集、レア本、初版本などなどその数膨大。
それが整然と別棟の2階にある蔵書用の空調付大きな部屋に納められている。
そこにはもう入り切らないらしい。
蔵には江戸時代からの書き物、戦前の書物、農機具、メンコなどのおもちゃなどが展示。
そこで、子供向けの本を小学校に寄付することにしたとのことだ。
小学校もそうした宝物は大事に扱うことだろう。

帰りにはカレーや新鮮なお野菜などなどお土産に頂いた。
何か、実家に帰った気がした。

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