此岸

8月はロング・バケーション

九十九里浜ロングバケーション

2018年09月23日

お寺さんが彼岸の御経をあげに来てくださった。有難い。
今日は彼岸の中日。彼岸の七日間に小善を行えば他の時節に功徳を積むよりよりも大いなる悟りの道に至ることができるという。
彼岸とは、仏様の悟りの世界。我々のいる迷いの世界を此岸という。「此岸」と「彼岸」を隔てているのは「煩悩」という大河。
この大河を渡るための方法は、六波羅蜜という六つの徳目を修行すること。六波羅蜜とは、布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧をいう。
以上はお釈迦様の教えである。

仏道にはなくと、七日間とは言え彼岸にいることは心安らぐ。少しでも徳を積みたいものである。
此岸は、何ともはや昨今特に迷い多きを感じる。俗世とはいえ、政界、スポーツ界などなどの乱れようは、これでいいのか。それに振り回されるマスコミ界の不甲斐ない事。気候の乱れも天の怒りか。これもまた浅薄な思慮しか持たない一人一人の不徳のいたすところか。
ため息ばかりついて怒っていてもはじまらないが…。
前にも書いたが、多分オリンピックの時期は何処か静かな海外に出かけているであろうな。逃避はよくないと思うが、世相を凝縮した本来の姿を無くした醜く肥大化した動きが鬱陶しくてたまらないのだ。
我が健康太極拳は、よりゆっくり、より低く、他と競わない、がモットーだ。

そろそろロングバケーションもお仕舞にしようかな。

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