『警視の謀略』

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読書日記

2020年07月21日

『警視の謀略』 デボラ・クロンビー 講談社文庫 1000円+税

お馴染みキンケイド警視のシリーズ物。ヤードから左遷されてボルドン署という所轄に赴任した。育児休暇をとっている間に部下も各部署に配置換えで訳がさっぱり分からず。そのまま従うのが宮仕えの悲しさか。いずこも同じだね。警視までいくとおへそを曲げて辞める、訳にもいかないか。
新任地の管轄内で、ユーロスターなどが発着するロンドン有数の大きな国際駅セント・バンクラス駅のコンコースで白リン手榴弾爆破事件が起きる。 やはり警察官である妻ジェマの部下メロディ巡査部長が恋人のギタリストの演奏がそこで開かれるのでそれを観に行って酷い事件を目の当たりにし、避難を仕切り重要な目撃者となる。
キンケイド警視はかつての仲間に召集をかる。゛フクシマ゛が出てきたりアフガン派遣がでてきたりする。
最後に、重要人物が額を撃たれて死亡しているのだが、自殺とされそうだ。密かにその部屋に行ったキンケイドは管轄外のため、そして自分がいることを知られたくないためにその場から逃げる。どうなっているのだ、次号を買えということか、ったくもう。気になるゥ。
 

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