『ウッドストック行最終バス』

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読書日記

2015年08月20日

『ウッドストック行最終バス』 コリン・デクスター ハヤカワ文庫 840円+税

主任警部モース・シリーズである。
40年前の作品。
少しも年代経過を感じさせない。
モースは理詰めで仮設をたてて謎解きをする、オックスフォード大学卒のインテリ刑事なのである。

舞台はオックスフォード。素晴らしい古い学都の環境であるが、人間ドラマはそうはいかない。
テレビシリーズ「主任警部モース」を全部見て、そのスピンオフとしての「オックスフォード・ミステリー・ルイス警部」も全部見て、たいへん気に入っているモース物である。 

ウッドストック行きの最終バスを待てずにヒッチハイクした若い二人の女性。その一人が駐車場で斬殺死体で発見される。
モースは仮設を幾つも展開しながらも、微細な言葉を記憶に留めつなぎ合わせて部下のルイスと共に解決していく。
本ではモースはランチアに乗っているのだが、テレビドラマでは赤いジャガーが愛車となっている。そして無類のワーグナーリアン

 

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