和服を着る

2004年09月15日

心持ちをゆったりとするために、かねてからそうしたいと思っていた和服を着ることにしている。といってもいつもということではなく、「こころをスローにすること実行委員会」に出かける時だけであるが。

まだ不慣れのため、着付けに時間がかかる。母がしていた仕草を思い出しながら、母の帯や小物を使ったりして、ゆっくりと着ていく。

借りてきた花嫁さんのようにでなく、ぐずぐすでゆったりと着たい。女優だった故沢村貞子さんとある仕事でご一緒したとき、とてもゆっくりとぐずぐずに着崩しておられ、着物を着せられているではなく自然に身に付けているといった着こなしに感動したのを思い出して。

マジシャンではあるまいに、後ろの首の襟は襦袢の襟より1センチだけ出して、握りこぶしが入る程度に抜くとか、前の襟は襦袢の襟を1センチ出してとか。いろいろの小道具を使うとぴしっときまるが、人形ではないので、自由にいろいろ動きたい。小道具なし。紐や伊達締め、おたいこ板、枕程度で纏めている。

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[スローライフ日誌]

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