紀尾井ホールにて、12月1日、夕、室伏寿冠さんの漢詩と和歌などの朗詠会が催された。
私は武相荘見学の帰りに四谷で下車して、久々に懐かしの学び舎近辺を散策し、伺った。
生憎と、室伏さんは風邪を召されて発声がお苦しそうだった。が、
紀貫之の古今和歌集序文の
"力をもいれずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思わせ、
男、女のなかをもやはらげ、たけきもののふの 心をもなぐさむるは 歌なり"
を、ろうろうと詠い上げた。
舞台の最後は、平家物語りの「俊寛」であった。
これは知人が能で演じたのを観ており、たいへんに興味深く拝聴した。
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