新築ラッシュ

スローライフ日誌

2007年10月11日

このところ、近所で新築しているところが目立つ。

一軒は、素晴らしい日本家屋で、生垣や庭木の手入れの良くされていた広い家。
先日突然にすっかり取り壊されて更地になっていた。
暫らくして、建築の看板が出た。

もう一軒は、老婦人が一人住まいしている様子だった。
生垣の手入れが殆どできずに、歩道まで延びていて、大木が一本覆い伸びきっていた。
だから、秋の夜ともなれば、鈴虫がそれは見事に音色を競い奏でていたものだ。
これも先日突然にすっかり取り壊されて更地になった。
大木だけは短く切り込まれて残っていた。
そして、二棟の大きな住宅の土台建築がさっそく始まった。

あの鈴虫たち、どこへ行ったのかな。
うちに来ればいいのにな。
歓待する。

その他、国道14号沿いの斜面に黄色い外壁の洒落た家がそろそろ完成する。
わが町は「稲丘」という町名が示す通り小高い丘になっていて、崖を下って国道14号(かつては千葉街道といった)が沿い、かつてはその直ぐ側まで海で、潮干狩りの名所だった。現在は見事に埋め立てられて、「美浜区」ができている。
その崖っぷちに、コンクリートの足場を組んでいるとは言え、家が建つとは思いもしなかった。
車の騒音も並大抵ではないはずだ。
　

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