昨日、甥が長女のひかるちゃんを連れて子守りを頼みに来た。
ご自分はわが家の近くのお気に入りの床屋さんで、小2時間床屋談義に花を咲かせるのだろう。
話し好きの甥のことだ。
ひかるちゃんとは家の中ではわが家にあった紙風船をついたり、家の前の公園で暫らく遊んだ。
腕まくりして砂場で遊ぼうとするから、「そこには犬や猫がおしっこするよ」というと、じゃ止めようと物分りが至極いい。
滑り台で遊んだ。
甥が帰ってきて、みなで柿もぎをした。
今年3度目。これで最後だ。鳥さんたちに幾つか残しておいてあげればいいのに、おもしろくてうっかり全部とってしまったらしい。
ひかるちゃんは大喜び。枝から実をもぎ、大きな洗い桶おっぱいになった柿をよいしょよいしょと台所まで運ぶ。
凄い力持ちだ。
私は昨夜その柿の渋抜きをした。
焼酎がないので清酒を蔕にいっぱい垂らして、桶に並べ、ポリ袋で密閉した。
10日もすれば渋は抜けて甘い柿になる。
お次は、無花果取り。
これは殆ど私と鳥で食べつくしたのだが、上の方に幾つか熟して残っていた。
それをもいだ。
蟻が美味しそうにたかっていたが、払い落として、甥がひかるちゃんに食べさせると、ぱくぱくと全部美味しいといって食べた。
無花果など大人の味なのではないか。
余程甘くおいしかったとみえる。
天然の美味しいものは、子供でも、鳥でも、蟻さんでもよく知っているものなのだ。
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