カルメン鑑賞

トップ > 日記

スローライフ日誌

2009年03月15日

日増しに陽光が輝いてくる。
一昨夜来の春の嵐が過ぎて、今朝は目映いばかり。

昨日はサントリーホールで、オペラ・カルメンのマチネーを鑑賞した。
3時間30分の長丁場なので、千葉から東京に出て行くにしては夜はちょっときつい。

ヴェッセリーナ・カサロブァというメゾ・ソプラノが主演。
演奏会形式ながら、カルメンは人気とみえて会場はほぼ満席。 

メゾのカルメンはソプラノのカルメンより凄みがある。
私はカラヤンが指揮監督した映像用のカルメンをDVDで観てしっかり目に焼き付けているので、演奏会形式でも舞台の場面が思い描ける。

それにしても何時も思うのは、ドン・ホセの意志薄弱な優柔不断な不甲斐なさ。
あんなにいい許嫁がいるのだから、自由奔放な自己中心の女に惑わされてはダメ、!!
と、一緒した男性の一人が、「いやー、一目で惹き付ける女性はいるものー」だと。
「惹き付けられても、死にまで至るまで狂ってはダメ!」とわたし。
この男性二人に女性の私一人はコンサートなどいろいろとご一緒し、文化などを論ずる仲。
今後はわれわれは文化三銃士となりましょうということになった。

それにしても闘牛にも俄然興味が湧いてきた。
エスカミーリョは男の中の男! カルメンでなくとも魅せられてしまう。
是非スペインに闘牛を観にいかねばなるまいて。

はねて、興奮冷めやらぬ間に、目の前にあるレストラン・トーランドットで美味しい中華を頂きながら、また一頻り音楽、文学の話しをした次第。

 

[09.03.11「花粉症絶好調]← 
→[09.03.27「ゴルフコンペ]

NewChibaProject