東京恵比寿のウエスティン・ホテル22階レストラン鉄板焼恵比寿で、土曜の昼下がり3時間ほどお喋りをした。
女盛り3人で。
この度、お一人が親身に介護されていたご主人様を亡くされ、その傷心を少しでも慰められたらと集った。
彼女は19歳で良家に嫁がれた。
そのご主人さまの思い出にまつわる様々な素晴らしいお話を伺うことができた。
明治天皇他、名前を出せばそれはそれは高貴な方々との直接の関係やエピソードなど、一時に話すには時間が足りない。
ご主人様の追悼を軸に、是非とも思い出の記として史実として書き留めておかれるように懇願した。
歴史とは表舞台の表面に出てきたほんの一筋だけが残されてゆく。こうした日常の細かな素顔は殆ど無くなってしまう。是非是非綴って史実として残して欲しい。
彼女を励ます会のつもりが、いいお話を伺い、返ってこちらが励まされた始末となった。
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