過日、キエフ・バレエ公演のチャイコフスキー「バレエ・白鳥の湖」を鑑賞した。
140年余りの歴史を誇るロシア正統古典派バレエ団。
ロシア系バレエ団ならではの、美しく嫋やかな白鳥の群舞、舞踏会でのロマ風やエキゾチックな踊り、白鳥姫オデット・黒鳥オディール、ジークフリート王子、悪魔ロットバルトらソロの踊りの繊細で素晴らしいこと、などなど、見事であった。
オディールは25回転した! それと王子や悪魔の高く飛ぶこと!! 凄い、流石だ。
会場は渋谷オーチャードホール。座席は、前から11番目と、ちょっとバレエを観るには前過ぎるかな、トウ・シューヅの音がばたばたと気に障るかなと危惧していたが、そんなことはなかった。でも、バレエは2階席から観るのも美しいはずである。テレビ中継などで見る上からの美しさもまたいいものだ。
2年前かなロシア旅行の際、サンクトペテルブルグで、主に観光客が相手か、小さな劇場で「白鳥の湖」の見たのを思い出した。あれはあれでまたよかったな。
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