一周忌

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スローライフ日誌

2014年12月11日

過日、元職場でたいへんお世話になった方の一周忌に、勝浦まで車で出かけた。
もう1年が過ぎたのだ。ゴルフ、旅行、食事会などなど我ら遊び仲間のただ一人の現役で、幹事役を務めてくれて何くれとなく行き届いた世話をしてくれた。
享年52歳だった。働き盛り。

残されたお母さんは、今一人暮らし。「先に逝かれてさみしい」と、耳の遠いままに穏やかだが絶叫に近い叫びだった。83歳だそうだ。納棺された彼の悔しそうな怒った顔がいまだに脳裏に浮かぶ。生前は見たことのない表情だった。
そんな彼の魂を少しは穏やかに癒して静めてくれようとか、この日は勝浦らしい暖かないい日和りだった。

帰りに、以前もみなで寄ったことのある港の近くの食事処「中むら」で、金目鯛の美味しい煮付けなどいただきながら、思い出話をした。が、名幹事役がいなくなると、この会をどうしようかなど、とりとめもない事で、どうしても盛り上がりに欠ける。
私は車なので、大多喜の道の駅で、葉付き大根や長ネギ、八つ頭等々買い込んだ。彼が生前、自作の米や筍、魚の干物などなどこまめに贈ってくれたことを思いだしながら。 

 

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