邂逅

スローライフ日誌

2017年08月11日

太極拳の師範のお宅に招かれた。我が家から徒歩5分程度のご近所さん。
かつて師範が会社勤務の折、部下というか面倒をみた女性で、現在は他社の役員などをしている女性が来るという。年に1度はずっと会っているのだそうだ。私とぜひ会わせたいと。
というのも、彼女が若い頃、故山崎宗次さんという毎日新聞の記者でテレビドラマ「事件記者」のモデルとなった人が、ジャーナリスト育成のためにボランティアで私塾を営んでいて、そこに通っていろいろ学んだということをある折師範に手紙で書いてきたのを、師範が毎回太極拳稽古の折に「風のたより」としていろいろの話をプリントして配ってくれる、それに彼女が山崎塾から学んだことに触れていたのを私が読んで、山崎さんならよく知っています、ということになったのだった。
昔懐かしい話しだ。山崎さんとは仕事を通してよくご一緒した。残念なことにある夏猛暑の日ゴルフ中に死んでしまった。52歳。人懐っこい、面倒見のいい、豪快なひとだった。お盆も近い。遠い昔の事だ。
立派な師範、彼を支える奥様(彼女とこんなに親しく話したのは初めて)、素敵なビジネスウーマン。素晴らしい人々との会話、昔懐かしい話にも触れられて、心なごむいいひと時だった。

[前の日へのリンク]←　

→[次の日へのリンク]