大晦日(おおつごもり)

スローライフ日誌

2017年12月31日

笑っても泣いても今年は今日で終わり。
何とか無事に過ごせたようだな。
歳を随分と感じた1年だったが、逆らわずに無理せず、上手く付き合っていけるように少しづつ学んできたつもりだ。
買い物に外へ出ると、樋口一葉の時代とは大違い、皆が金持ち気分で贅沢に買い込んでいる。そんな中、1玉30円の蕎麦は早や売り切れ、やはり。
カレンダーや手帳を新年のものと替え、庭を掃いてこざっぱりすると、どうしてもお節の支度がしたくなるのは性分か。
銀杏の殻をペンチで開け、昆布とシイタケで出汁をとり、里芋、蓮、人参、大根、こんにゃく、そして銀杏などを入れて、いそいそと野菜の煮物をする。
優しいいい匂いがしてくる。
海老や鮭やイカなど焼いて、出来あいの昆布巻きや数の子の松前漬、酢だこ、ごまめ、などなども重箱に盛りつければ上出来。
後は天婦羅蕎麦を食べて、酒をちびちびとやりながら、ミカンを口に運び読書三昧と。甘露甘露。
来年もよい年でありますように。
　　

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