昨日は梅雨のはしりとかで雨振りが懸念されたが、日中いっぱいはもってくれた。
心配していた訳は、90歳の友たちとの何年振りかの昼食会を横浜高島屋のレストラン街でもったからである。かつての仕事のある会で既に発足40年は越えている会のかつての仲間たち。
90歳の彼女とは2年振りだが、相変わらず矍鑠としていて、記憶力など我々よりは立派だ。(こちらが衰え過ぎている?!) 私と同い年の娘さんがいるので私を娘のように思いやってくれている。
75歳を過ぎているという人は、33年振りのおめもじ。現在茶道の教授であちこちに出向いてお稽古を授けたり自分の勉強で、茶道の奥深さを追求しているようだ。暖かい穏やかな、しかし凛とした心持ちで久々の皆に変わりなく接してくれる。
今回の会を企画してくれた友は、1年前に会っている。福祉関係の仕事をしている。もともと優しく思いやりも深くフットワークもよろしいので、今回はいろいろと彼女におんぶにだっこしてしまった。
近頃、世間がせちがらく、人の言葉に棘が伺えたり、耳障りだったりで、こちらの心も塞がれ気味。
そんな中、みんなの暖かく穏やかで健やかな心持ちに触れ、いい雰囲気で久々にふんわりとしたいい心持ちにさせてもらった。
帰宅すると小包が届いていた。何と、先の太極拳の箱根合宿で同室した82歳の先輩からである。早速開けてみると、手作りのお手元と開運招福「いぬ」のガーゼ手ぬぐいが入っている。お手元は千代紙で織った姉さん人形がついてい、手ぬぐいは太極拳の胴衣の襟に汗取りに、と。
たった一夜の仲だったが、あの時の3人組はめったにないとてもいい人たち(私も含めてふふふっ)で、贈られてきた心づくしの品を見ながら、あの時のお互いの暖かいやり取りを思い出して、これまたほのぼのとした。
穏やかな暖かい思いやりに包まれたいい日だったなと、幸せを感じた一日でした。謝謝。
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