立場上、しっかりと休暇をこなさなければならないと言いつつ、かなりハードに業務をこなしている家人が、時間を作って庭にじゃが芋を植える楽しい作業に取り組んでくれた。
実は私の所望なのである。ジャガイモの紫の花が好きで、収穫時のゴロゴロと芋が出てくるあの感触がこたえられないのだ。
日当たりが無類いい庭。こちとらはただ立って雑草の土をふるっているだけで暑い。彼は何かと凝る方で、先ず土を耕し肥料を施して畝を作り、それからもう芽の出ている種イモを植えつけた。少し時期としては遅い。そして水やり。インカのめざめ、インカのなんとか、キタのヒカリかな、3種のじゃが芋が土を被った。立派に元気よく育つといいな。
若い、と言ってももう中年か、力強くじか足袋をはいて大汗をもいとわずに鍬を振っている姿は、結構農作業が好きと見えた。来年もよろしくー。ふふふっ。あ、連作はだめか。
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