2月は省エネルギー月間である。 京都議定書もめでたく2/16日に発効したことだし、いよいよ省エネルギーに熱が入ってくるは必至。 日本の国民は、省エネルギーも京都議定書も知識としてはみんな知っているのだが、実際の行動としてはなかなか実施できないで、CO2削減が6%どころか逆に8%増えてしまった。 便利で贅沢なライフスタイルが浸透していて、個人で省エネルギーの暮らしを営むとなると、難しいことが多い。 家事はほとんどエネルギーが代わってしてくれているし、街には自動販売機がピカピカしているし、冷暖房は完備しているし、お湯は蛇口からふんだんにでてくるし、コンビニに行けば食事が買える。召使を40人も使っているのに相当する王侯貴族の暮らし振りなのだ。 エネルギー自給率がたったの4%という、危うい薄氷の上にお城を築いてしまっているわれわれは、もはや省エネルギーはお薦めどころではない、義務なのですよ、との話をNHK-FM 午後60:00からの「まるごと千葉60分」でしてきた。 (05.02.18) |
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