おしゃべり・トーク

高村智恵子の詩集『智恵子抄』の碑

         
   

高村智恵子は苦悩の末病を得て、遠縁のいる九十九里浜の真亀(まがめ)という地で療養した。

夫で彫刻家の光太郎は、毎週末大網駅から歩いて見舞ったと、手記に書いている。

大網駅は昔と同じところに今もある。JR外房線。

当時は東京から電車で3時間以上はかかったであろう。それから歩いて、2時間近く!

(今だったら東京から大網まで電車で1時間。大網から車で20分)

智恵子が海岸に出て、千鳥と無心に戯れている姿を見て詠ったのが『智恵子抄』。

"智恵子が遊ぶ ちっち ちっち

 智恵子が歌う ちっち ちっち"

今でも、九十九里浜には千鳥がちっちときれいに並んで遊んでいる。

   
         
 

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