千葉自慢
3月17日、平成29年度「千葉市遺跡発表会」を聴講した。
平成29年10月1日に加曽利貝塚が国の特別史跡に指定されたこともあり、45年振りに本格発掘調査を行った速報を中心に、立つレッサーパンダで知られる千葉市動物公園造成時に見つかった餅ケ埼遺跡、加曽利貝塚に谷を隔てて加曽利貝塚とは全く異なる遺跡を見せる古山遺跡、JR鎌取駅から蘇我駅に向かう線路の北側に広がる種ケ谷津遺、館山自動車道と淑徳大学キャンパスの間にある西花遺跡などなど、一般人にも分かり易く説明がなされた。
遺跡に感心があったり、発掘にボランティアで参加したことのありそうな、素人ではあるが熱心な聴講者が午前の部と午後の部合わせて1000名近くの参加があった。
千葉市いや房総地域には遺跡がたくさんあることを知った。日本でもかなり多い方だ。千葉市内だけで40箇所ほどはある。
身近にこれほどの遺跡があったとは! 千葉は気候もよく自然もよく、古くから人々の
すんでいたところだったのだ。3万年前から千葉に人が住み始めたことが発掘調査で分かっている。
こうして多くの遺跡が発見された理由は、高度経済成長、バブルの頃に開発事業が進み、それに伴って遺跡の発見が増えた。
(18.03.17)
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