千葉自慢
(財)安田教育振興会は今年で30周年を迎えた。
財団の前身は昭和36年。創設者安田栄司氏が扇屋モスリン店が百貨店になったのを機に、「千葉県で商売をさせていただいているのだから、人づくりにつながる奨学金制度というかたちで、千葉県にお返しをしよう」との考えのもと、母子家庭の子弟を援助する制度を創設。
38年には全米小売店協会(NRMA)から国際地域貢献者として紹介された。
51年、扇屋がジャスコと合併を機に準備をすすめ、54年に財団法人として独立。
理事長は安田敬一氏。
扇屋の社是だった「誠実親和」の理念のもと、子供たちに真心をもって接すれば、真心を持った人に成長するとの信念で奨学金事業の社会的責任と役割を果たしている。
この40年間に、1200名の高校生・大学生に奨学金を給与し、県内高校の研修活動に毎年助成をおこなっている。
奨学生は各分野でそれぞれ立派に活躍している。
(09.10.21)
