悦子の談話室

行政の怠慢

     
 

この度の台風15号の被害で、首相官邸、各自治体の長たちの対応の酷さ、というか無さに怒りを覚える。
被害を受けた千葉県民としてけっして許せない。
内閣改造だか何だか知らぬが、そちらへの関心しかなく台風被害への対応が全くなかった。被害を受けた県民はテレビなど見ているどころではなく、自力で苦闘していても全くらちが明かず、いまだに停電雨漏り断水が続くところが多い。激甚被害だ。
官邸に対策本部が置かれたとはいまだ聞けず、若い千葉市長ときては電線に絡まった倒木は電力会社でしか倒せないという法律で何もできない旨、しゃあしゃあと宣う。市民の災難を払う市長ともあれば、その法を直ぐにでも掻い潜る手立てを国との協力で力強く実行してもらわねばならぬのだ。

九十九里町はようやく停電が収まった。同じ町内、区域によっては、停電がなかったところもある。我が家はなかった。
それでも2階の外壁が飛ばされ雨水強風が家に吹き込み、瓦屋根も壊れ、水浸し。有難い事に幼友達が応急処置をしてくれて、今現在その濡れや湿気を取り払うべく家中を開放して、何とか凌いでいる。
ようやくこうして怒りを発散する気力が出てきた次第。地域や家族で助け合っているがみんな相当に体力気力が参っている。ここは行政の力で、安心して暮らしを営める体制を目に見えて整えてもらわねばならない。

(19.09.17)

 
     

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