政府の施策に振り回されるのは潔しとしない。従って事前の駆け込み買いで行列に並ぶなどということはおよそしない。ただ怠慢なのかも知れないが。狭い家の中がトイレットペーパーの山になってしまってどうする。
10月に入ってスーパーに出かけた。レジ打ちはスムーズ。消費税はと見ていると、食品は8%のまま。本みりんは酒なので10%ですと。線香は10%。カーテンを洗おうとコインランドリーに行った。いつものままだった。
大騒ぎするほどの事ではない。が、ともかく消費税の使い道をしっかりやってほしいのだ。介護だとか保育だとか社会福祉に回すというが、その回し方使い方を明白にしてほしい。どれだけの効果が上がるのか。いかにも不鮮明だ。
昔、北欧の福祉政策を視察に行ったとき、どの国も25%などは当たり前だった。それは消費者が政治家をしっかりと選び監視し、その施策を皆で納得いくものとし、学費や医療費は無料という、市民の生活意識が確立しているからだった。
今回の日本の消費税策は、なにやら分からないことが多すぎる。
(19.10.03)
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