新型コロナウィルス蔓延緊急事態宣言が全国的に解除された。と言っても、敵の正体従ってその薬がまだ分からない状態では、旧式の日本人はただ自力で自粛せざるを得ない。家族を亡くした方は悔しく悲しく何だったんだろうと茫然自失であろう。
ここに至って政府指導者、各自治体の長の力量が露呈している。安倍総理の空ろな記者会見、小池都知事の映るテレビは見ないで他局に切り替える。安倍総理は以前の時のように、僕もう疲れたからやめますと、匙を投げかねない。小池都知事はマスコミ出演を一手に仕切り都知事選への立候補もまだせずに首相の後釜でも狙っているのが見え見えだ。いずれも国民市民の本当の不安や恐れは意識の外だ。まいるなこんな事。
新しい生活スタイル? こんな事毎日していることだ。社会システム自体を根底から変えなければならないのに。大経済優先の施策は間違いだろう。大企業には行き届き、中小零細営業所には全く行き届いていなかったのだ。
第二波、第三波もやってくるというに。
そこへもってきて、物議を醸し続け挙句に賭けマージャンというお粗末な仕業が発覚して辞任した黒川弘務東京高検検事長の退職金が訓告始末で6000万とも8000万円ともいわれる事態に至っては何ともはやこんな内閣を信じる訳にはいかないのである。
アメリカはと見れば、あのすっとこどっこいのトランプ大統領は人の悪口をいう他に能がないようだし…ね。
(20.05.27)
