東京銀座に所要のため出かけた。
銀座に出かけたついでに必ず寄っていた書店がある。
数寄屋橋の側にある東芝ビル1階にあった旭屋書店。
昨日も寄ろうと楽しみに行ったら、何と違うブティックのようなものになっていて、仰天した。
出版、書店が衰退気味とは言われている。
活字離れが進み、ネット購入も普及し業態を換えなければとの話しも聞く。
漢字の読めない人、よい日本語の使えないひとが増えているらしい。
時の首相を挙げるまでもなく、恐ろしいことに自分だってそうだ。
だから、本は古いもの、小説なども学生時代に集めたもの、親の蒐集した全集などで読むことにしている。
するともともとの日本語の使い方が知れて、これまた楽しい。
夏目漱石や福沢諭吉の日本語使いは今と丸っきり違う。
この本屋は昨年の5月には閉店していたらしい。
ビルのオーナーが東芝から東急に変わるため。
それにしても、銀座の変り様も激しい。
1年でがらりと変っていく。
(09.02.24)
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