悦子の談話室

防災教室

     
 

我が町内会恒例の防災訓練が開かれた。
今回は、防災関連の講話拝聴段ボールで簡易トイレを作る実習が行われた。
共催は、公益社団法人SL災害ボランティアネットワーク。 ( https://safetyleadernetwork.jimdo.com/ ) SLとはセイフティーリーダー。

今日、何時いかなる事態が起こらないとも限らない日々、防災あるいは被災時について折に触れて考えていはいるものの、
はて、実際になるとおよそ心もとない。
今、こうしていても何が起こる事やら。
本日の話は、平素成程と思い当たる節々が多々あり、かと言って実践は出来ていないことだらけで、本当にいい話、防災の知恵をもらった。
自宅備蓄としては4l入りの取っ手付きプラスチックボトル。ペットボトル2lを各部屋に置いておく。冷蔵庫の中身で1週間は食いつなげる。カセットコンロとクーラーボックスを活用。
避難所へ持っていくものは、水500MLを2本、食べ物はドライフルーツ、チョコレート、など。その他として最低限の日用品、綿長袖Tシャツ、紙の下着、軍手など。
成程と思ったのは、文庫本やアロマオイルなど、こころを落ち着かせてくれるもの。

段ボールの簡易トイレづくりは、小さな段ボール箱2個で作っていく。皆で和気あいあいとそれぞれ作り上げ、早速それに腰かけて実演して見せる人もいて、大笑いとなった。作業途中、この手間では間に合わないよ、漏れちゃうよという人も。作り置きしなきゃ、とか。はははっ。

非常食の展示、販売もあって、私が玄関で帰ろうとすると、そこにいた子供がスープの缶詰を見たらしく、災害の時には火は使えないでしょ、どうやって温めるの、と聞く。カセットコンロというのがあるからそれで温められるのよ、係りの人に聞いてごらん、と応えたが、まだ怪訝そうな顔をしていた。子供にしたら、カセットコンロも知らないかも。子供なりに心配はしているのだ。

(17.11.18)

 
     

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