国を憂いて眠れぬままに、というと大袈裟だが、強ちそうとばかりも言っておられない。
『武器よさらば』というE.ヘミングウェイの小説を思い出していた。第一次世界大戦時が舞台だが、従軍記者だった彼は"武器よさらば"と説いた。
それに較べて、安倍さんは「武器よこんにちは」といった風。そこへもってきて、一億総活躍と訴える。皆は中身が大切、中身を提示せよと言うが、一億総出で武器を手にする事態が連想される。正にこうして全体主義・軍国主義に洗脳されていったのが第二次世界大戦である。
ここは断固自分の人間としての良心、想像力を逞しくして、平和な国を守らねばならない。そうしないとこれまでの国際協力自体も他国から信用されなくなる。アメリカにばかり追従していては世界の孤児となってしまう。
遅くとも、次の選挙で安倍さんを潰さないといけない。
彼、その前に、また「お腹が痛い」と言って辞めてくれるといいのだが。
(15.10.12)
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