悦子の談話室

鎮魂

     
 

今年の夏は殊の外猛暑が続く。
鎮魂の季節である。平和の鐘がなる。
戦後70年とあって、各方面で本気に「戦争」を語り合っている。
70年を経て遅すぎである。が、漸くその時のことを語れるようになったのか。直に、実体験者からの聞き伝えはそろそろ終わり、又聞き伝えとなってしまう。
原子爆弾の恐ろしさ、玉砕の恐ろしさ、空襲の恐ろしさなどなど、その実体、真実が漸く広くマスコミにも取り上げられている。
穿った見方をすれば、決して聞きたくはないが軍靴の足音が聞こえ始めたからか。
戦争反対は当たり前のこと。愚かな政治屋が正義の錯覚で戦いをなしてはならないのである。
御霊よ安らかに眠り給え。

安倍さんの顔、"蛙の面に……" と見えて仕方がない。お祖父さんを真似ているのであろうが。

(15.08.07)

 
     

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