悦子の談話室

反対は処罰?

     
 

自民党は、先の国会で郵政民営化法案に反対票を投じた自党の議員に、総選挙の際に公認を与えず、さらに支部長の職を解任し、さらなる処罰を施すため選挙当時の動きを「刺客」たちから報告させていると報じられた。

反対意見は処罰する、抹殺するという動きに、恐怖感にも似た違和感を覚える。

これでは、さまざまな意見は決死の覚悟で言わねばならない恐怖政治になんら変わるところが無い。やはり恐ろしい。

全体主義、ファッショに繋がらなければいいが。

世相もそれを反映してか、普通の、善良な、本当の痛みを心得た、善い意見が、暴言に踏みにじられていく傾向にありやしないか。

ある委員会の場で、ある若手学者の発言の、人に優しい福祉や地域づくりを言いながら、特殊少数の人々への配慮が、相手の立場を全く知らないのか、だからその不自由さには無理解なのだろう、健常で若い圧倒的多数の私意を声高に主張する態度に、殺伐とした気分を抱かされてしまった。

なんとかしなければ。これではいけない。

(05.10.13)

 
     

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