悦子の談話室

訪問販売?

     
 

東京ガスの訪問があった。
"上手にガスを使うためのご案内の訪問"のようなものがあるとの事前のちらしがポストに入ってはいた。
そして中年の女性訪問員が来た。
うちはガスは使っていませんからというと、「じゃ、IH、オール電化!?」としつこく聞く。
私はそれこそ個人情報的細かな質問には答えない主義なので、とにかくガスは使っていないからいいわと断る。
すると、オール電化の訪問販売には気をつけてください、高額だからとのこと。
帰りかけて、「さっきお宅に男女二人が来たようですが、宗教関係の訪問?」と、何だか余計なことを聞く。
そう、たしかに来たが、こちらは門前払いをしたのだ。
この問いにも、知りませんと突き放した。

腹の虫の居所が別に悪かったわけではない。
知らない人には不必要に気軽な話しをしないだけ。
セールストークで親しみ易くとの策には乗らない。

そして、彼女が置いていったパンフレットは、「オール電化の訪問販売はたいへんに高くつくから、契約前に要確認…」、「東京ガスの太陽光発電+マイホーム発電はメリット盛りだくさん…」というもの。

電気とガス会社の熾烈な闘いの姿を身近にみた感がした。
これでは東京ガスの訪問販売ではないかい、え!?

数日前に、関東電気保安協会が電気設備安全点検に来た。
こちらは訪問予定日時と検査員の名前が入っていた。5年4年に一度あることを知っている。
それでも名前と名札を確認した。
こちらは電気の販売ではなく安全確認。
で、ついでにこちらから地デジについて質問すると、「うちでは地デジについては扱っていませんから、電気屋さんに聞いて下さい」と、余計なことは言わなかった。むしろ信頼度が増した。

NTTのひかり通信の訪問もあった。
こちらは若い男性。
インターネットの線が引かれているのを見ながらね手元のバットに何か記入しながら。
「インターネットは誰が使っていますか?」
誰がって、どうして? と私。
「詳しい人にお話しないと」と。
見るからに私ではだめなようだ、ふん。
「支払いは誰ですか。ひかりで電話とインターネットと一緒にしたら安いですから。地デジがどうしたこうした」
誰が誰がって何なのっ、とわたし。
「詳しいひとに話しを」と、まだ言ってる。
私も少しは詳しいわよ、というと、つんと無言で彼は出て行った。

(10.09.16)

 
     

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