悦子の談話室

子供手当

     
 

首相が代わり、若い新内閣が発足した。
市民派が売り物の菅さんには大いに期待したい。
そう思いを明るい方向に強いて向かせているが…。

閣僚に兄弟のいる大手スーパーは、"子供手当で何でも買える! あれも、これも!!"といった調子のテレビCMを臆面もなく流している。
子供一人当たり月々2万5000円なにがしかの支給を受ければ、それは何でもかんでも欲しいものが買えるでしょうよ。
子供を育てるということが、そんなことでいいのだろうか。
われわれ国民の血税で支給するのですよ。

そこへもってきて、消費税の税率を上げることが確定という!?
税の無駄遣いをどれだけ省いた。それでも足りないので、取りやすい消費税を致し方なく上げるという説明があれば、従いましょう、納得はしませんが。物品税はどうなりましたか?
消費税は高齢で収入もなく福祉の余り届いていない人々も支払うのものなのですよ。

今に始まったことではないが、税の使われ方が余りにも杜撰。
腹に据えかねる。

そこで「事業仕分け」だ。
指摘どおりの改善をすれば、どれだけのいくらの国家的節約になるかの提示は、全くない。
残念ながら、ただのスタンドプレーとみなされてもいたしかたあるまい。

我々、国民は、マスコミの流す政治屋や政党のステンドプレーに流されっ放なしではなかろうか。

国民一人一人がもっとしっかりした目をもたなければ、日本は経済大国ではあっても精神の貧弱な政治小国状態が相変わらず続いてしまう。
そして、付は常に弱い国民に跳ね返る。
市民派首相よ、頑張って下さいよ。

(10.06.09)

 
     

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