悦子の談話室

高齢者存在不明

     
 

今の世の中、何とも不思議。
100歳を超えて、120歳など戸籍上高齢者が生きているケースが多い。世界一の長寿国だ。めでたいばかり。
が、実際は死んでいる?!
戸籍係りは何をしているのかっ。
100歳を超えられたりしたら、めでたいこと、皆でお目見えしてお祝いをしなければ。
高齢者への尊敬の念が無くなってしまった結果だ。

かつて、たしか郵便局だったかな、米寿だったか白寿だったか、お祝いを届けていた。
亡母が米寿の時かな、町長が祝い金をもって訪ねてくれた。これは町からのお祝い。
母は紋付きを着て迎えたものだ。

現在は古希などは珍しくないのかな。
家の両親には古希の祝いはしっかりした。
父は米寿を待たずに逝ってしまったが、母の米寿は祝えた。箱根旅行に姉家族が連れて行ってくれて、誕生日祝いとなった。
卒寿も祝えた。すでに脳梗塞で嚥下機能がなくなっていたが。
白寿はできなかった。

そろそろ敬老の日が近づく。
どう考えても、国の宝である高齢者の把握はやはり戸籍係りの怠慢ではなかろうか。
公務員は公のために務めて欲しい。
猛省して欲しい。

(10.09.05)

 
     

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