ノーベル賞の発表が相次いでいる。
物理学賞で日本人3人が受賞した。快挙である。
1901年に、ダイナマイトなど多くの爆薬を発明開発したスウェーデン人の発明家・企業家アルフレッド・ノーベルの巨大な遺産を元に創られた世界的な賞がノーベル賞である。
特にこの頃考えるのだが、創設当時から100年近く経て、世界背景・情勢は大きく異なってきている。
科学進歩を求め、平和を求めることには変わりないが、新しい賞は創れないものなのか、創れない規約でもあるのかしらとつくづく考える。
例えば、地球環境が人類の行いによって劣化しているという。地球を守るための「地球保全賞」とか。
台風、ハリケーンの発生を弱める開発は無理なのか。大地震や火山の噴火の予知を確かなものにすることは不可能なのか。
ノーベルさんは、ダイナマイトなどの多くの爆薬という破壊力抜群の開発で巨大な富を築いたのだったが…。
スウェーデンに行った時、岩盤が丸出しの土地を多く見て、これだから土地開発にはダイナマイトが必要だったのだねと考えたことを思い出す。
(14.10.09)
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