私事だが、田舎に住む叔父の訃報が突然に入った。 猛暑続きの今日この頃、お年寄りには酷な日々だなと案じていた。
叔父は亡母の弟。 優しい人で、中国からの引き上げ家族だった我が家はたいへん世話になった。
すでに90歳は超えていた。96歳。 デイサービスにも通っていた。 それなりに元気にやっていると従姉妹らに聞いていた。
奇しくも長男夫婦が、嫁いだ長女(長男の姉)の姑の葬儀に出向いている間、叔母と二人で話しをしている時、突然倒れ込んだそうだ。 大往生だ。 叔母もとても優しいひとだ。
いまはただひたすらこころから冥福を祈りたい。
今夜は隣り町の海で花火大会か。 ドーンドーンと夏の夜空に響き渡る。 東にかかるお月さまはまん丸。 日本の夏の夜空は、永遠の人の命を考えさせてくれる。
(10.08.22)
[悦子の談話室へ]
Copyright © Etsuko Shinozaki 2003-2015 all rights reserved