今年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の監督滝田洋二郎氏の記者会見が有楽町の（社）日本外国特派員協会(通称外人記者クラブ)であった。
私はまだ視てない映画なのだが、何故受賞したのか関心がありお誘いに乗じた。
もともと映画大好き人間。大学時代は学生新聞に映評を書いていた!
外国人記者の出席は常よりかなり少ないし、質問も案の定あまり的を射たものではなかった。というのも、政治や経済、国際問題と違ってああした映画の感覚を報道記者が捉えるのは難しかろう。
監督自身も軽いノリで「おやっ!」と思わせるものを作った感じの返答だった。
私は彼の作品はそれなりに幾つか見ていて面白いと感じている。
それがアカデミー賞と繋がったのは、まあ大いなるラッキーだったのだろう。
現在、60億円の売り上げを出しているそうだ。
それでもアカデミー賞受賞効果としてはまだ足りない数値らしい。
もっと日本人よ「映画館に行こう!」と呼びかけていた。
(09.04.17)
