悦子の談話室

老老介護

     
 

義理の兄(長姉の夫)が脳梗塞で倒れた。

73歳かな。
お酒のみで仕事一筋の生き方をしてきて、まだ現役だった。
倒れての言葉が「これで休めるかな」
本人もようやく納得したのであろう。仕事はやすんでもいいことなのだということを。
こういう人たちが今の日本を経済大国にしてくれたのだから、本当にご苦労さん。

右脳をやられたため、身体の左側に不自由がきている。
幸い、頑張ったリハビリも効いて、右側は自由がきき、一人でゆっくり歩けるようにまでなった。
再発がないよう祈るばかりだ。

介護は姉。たしか72歳?
自身膝の痛みを長年訴え続けていたし、だから腰も痛くなっていた。
そなこと言っておられず、1日置きに夫の介護にリハビリ病院まで通っている。

義兄が退院してくれば、姉に全ての介護がかかってくる。
結果はまだ出ていないそうだが、要介護2くらいになりそうとのこと。
共倒れにならなければいいが。

老老介護が目の前で始まっている。
私は要介護4だった親の介護の経験がある。
私が元気なうちは、老いてゆく兄姉の介護も看ようと、意識が新たになった。

(06.06.06)

 
     

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