悦子の談話室

三木会

     
 

奇数月の第三木曜日に開かれる、異業種交流会の草分け的昼食会。

30年近く続いている。

そうそうたるメンバーで、最高に素晴らしい会。

出来るだけ欠かさずに出席している。

いろいろの意味で、このネットワークを通してたいへんお世話になったり、教えられたり、情報を交換したり。

今回も素晴らしいゲストのお話しだった。

木全ミツさん。

労働大臣官房審議官、

国連公使、

潟Cオンフォレスト(ボディショップ・ジャパン)代表取締役社長を経て、

現在、NPO法人女子教育奨励会理事長。

お話しのテーマは、「競争力ある組織・社会に

             −−女性の活力を社会の活力にーー」

 テーマを実践すべく、内外で尽力努力されたお話しは、大変説得力あり、男性会員も誰一人居眠りすることなく感銘深く聞いていたようだ。

 外国の社会で、がりがり亡者の日本が野蛮国扱いされている実態など、想像を絶するが、頷ける実情だ。

 わたしは外国映画や外国のテレビドラマで描かれる日本人像を、多分外国人がわれわれをそう見ているのだろうと、随分と参考にしているから。

 実際、「フォーチュン200社」に取り上げられる企業の中で、役員に女性が付いている割合は、たったの0.7%という数字には参った。多分日本は最下位であろう。

 15年くらい前に、木全さんとお近づきになったが、以降久しぶりに歯切れのいいお話しが伺えた。

 静まり返っていたわたしの怒りが、またむらむらと起き上がってきたぞー。

(05.07.21)

 
     

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