白蟻にやられていた。
以前から(数年前!)気づいていたのだが、ようやく本格的に駆除した。
木の柱が地面に接してしまっている出窓の支えから侵入したらしい。
杉材や檜材は白蟻の好物ではないそうだが、白い部分の美味しいところだけ食べられている。
杉材の出窓の物入れに、下に包装紙を敷き古いアルバムを重ねておいていたら、分厚いアルバムごと、虫食いだらけとなっていた!
紙は大好物らしく、新聞紙などを敷いているとやられてしまうそうだ。
廊下の檜が、箪笥を置いていた部分を薄くやられた。
板を剥がしたら、ねだなどは赤みの白蟻の食べないものなので、全くの無傷であった。
被害は小さくて済んだようだ。
我が家周辺は、丘という名が地名についているほど小高くしかも砂地で乾燥していて、床下も乾いていて、湿気は全くない。
白蟻駆除業者が床下に潜り込んで調べた結果、きれいだと言うことだった。
普通は床下の写真を撮ってくる業者もある。
が、どこで撮ったか定かでない場合もあり、詐欺被害のもとで白蟻退治の消費者苦情が出るところである。
うちは、いつもいろいろと修理やリフォームを頼んでいる知り合いの工務店に任せている。
白蟻には湿気の多いところがやられるという。
白蟻駆除業者が完全武装で床下に潜り、もういないはずというが、念のためねだや床下に駆除剤を吹き付けたりまいたりした。
敷地全域をやったのではなく、食われた部分の部屋や廊下の床下に駆除剤をまいただけなので、全域を駆除すると付く5年間保証はできないとされた。
大工さんは廊下を檜の木材でまたきれいに修理して、出窓の床は杉材から合板に換えて敷き換え、支えている外の柱も、高くコンクリートの足をはかせてくれた。
合板は化学糊で張り合わされているので、白蟻は食べないそうだ。
まっ、これで一安心かな。
(08.04.09)
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