世界一のトヨタ自動車の世界的なリコール問題。
左ハンドルの車だけと言われていたのが、国内でも最大級に及んでいる。
ブレーキ故障のため、消費者は不安だ。
先日、道の角で、徒歩のこちらは早めに止まって左右を見た。
覗くと角の少し前からゆっくり進んでくる白い車があり、ゆっくり止まった。
見ると、プリウスだ!
こちらも何となく怖かったが、運転している人も最大限にブレーキに注意している様子がうかがい知れて、可笑しかった。
笑っては居られない。
少し前の、トヨタの記者会見で、ブレーキの不具合は「運転している側の気持ちの問題」的な発言があり、あっ、これはいけないなと感じた。
運転者は、秒単位のクイック判断を意識しながら安全運転に心しているというのに。
消費者意識の強いアメリカ議会は、この問題の公聴会を開き、トヨタ社長の聴聞を要請している。
日本はといえば、小沢問題では不起訴。朝青龍には功労金1億3000万円?!、でごった返している有様。
とても、トヨタ問題の公聴会など望むべくもない。
トヨタの慢心を見てか、確かオバマ大統領は先の一般教書演説で、米国景気回復のため輸出を倍にするといっていた。
おごり高ぶりの増長心が、坂を転がり落ちなければいいが。
(10.02.11)
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