過日、税金を払いに最寄の郵便局に出かけた。 番号札を引いて、後10番目くらい待つことになった。 何やら不機嫌そうな顔をして、初老の男性が、手元の書類と窓口を代わる代わる見つめている。 私の番が来て、わたしは窓口で用を済ませようとした。 と、その男性が、大声で怒り「向うの窓口に行けと言うから待ってれば、いつまで待たすんだよ。番号札をまた引くんなら、そう言えよ。お前はいつだってそうなんだよ。不親切なんだよ。ちょっとこの書類見てくれればわかるじゃないか。見もしないで、ただあっちに行けなんだよ。俺の言ってることまちがってるか」 奥さんが来られず、代わりに来たらしい。 そう、郵便局はこの頃、窓口の係員が客と接する時、立つようになった。何だかこっちがびっくりしてしまう。 しかし、まだまだちょっとしたことで親切心がうかがえない場合が多い。 先の男性のように、怒りたくなる。 不思議だ。親しみ易い場なのに。 はっきり言って、人材の質が落ちるのでは。(ちょっと厳しすぎるかナ) 民営化に関しての議論がこれだけある中での、ある郵便局での一こま。 民営化すれば、これらのことが改善されるのであろうか。 (05.07.02) |
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