今朝、所用で新橋まで出かけようと電車に乗った。 10時過ぎに、最寄の駅でJR東日本快速総武横須賀線に乗ろうと駅に入ると、人身事故でダイヤに遅れが生じ、全て東京駅折り返しとの電光板の表示が流れていた。 20分遅れくらいの電車が直ぐにきたので、乗ろうとしたがドアが開かない。暫らくたって少し前に動き、止まってドアがあいた。停止位置が手前すぎたのであろう。 乗ってドアが閉まり動き出しても、何のアナウンスもない。 「変なの」と思いながら乗っていた。 普通なら、駅のホームのアナウンスで「停車位置を直します」と言うが、今はあのホームに駅員はいないから言えないな、ホームに駅員がいないのはよくないな、車掌が一言くらい説明してもいいのに、などなど考えていた。 そして、夕方、自宅に帰って、夕刊を見て知った。朝方の丁度その時刻、JR西日本では、福知山線尼崎駅手前で、悲惨な脱線事故が起こっていたのだ。死者50名。身が凍る思いがした。 効率一辺倒で、人身の安全に対する配慮が現代社会では欠けてきたのではないのかというテレビキャスターの一言が印象に残った。 (05.04.25) * 想像を絶する大惨事で、27日昼現在で死者91名となってしまっている。(04.27) * 29日の朝刊に死者106名と載っている。救出作業は終了した模様。(04.29) * 病院で亡くなられた人が1名いる。大怪我の方は大勢いる。 なのに、JR西日本の社員の事故対応の呆れるばかりの、恐ろしいほどの無神経さ。反面、事故現場近くの企業の人々、住民の方々の救助活動には頭が下がる。(05.09) 合掌 |
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