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千葉自慢

         
   

唐桟織

唐桟織(とうざんおり)は、細い木綿糸で織られる縞柄(とうざんじま)の美しい織物。

唐桟織は、千葉県指定無形文化財になっている。

唐桟織は豊臣時代にオランダから輸入されたものといわれている。
天保改革時代の絹織り物禁止で、木綿細糸で織った縦縞薄手の織物として珍重された。

今日までその伝統を引くのは、館山の斉藤家のみになってしまった。
特徴は、植物の皮や実(山桃、藍、椎、矢車の実)などを煎じて原液をつくり、媒染剤を入れて色を出すとき、その調合は計量ではなく染液を口に含んで味覚によって配合するのが秘伝である。


案内下さる現在の当主斉藤裕司さん


仕事場で説明下さる。


現在、着尺を織っている。

今注文して、2、3年先に出来上がるそうだ。


天井には糸を張るループがたくさんある。


染められた糸の束。

こうした古くからの貴重な人間の技は、なんとか次世代につなぎたいものです。(2006.02.10)

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[掲示板に寄せられた声]

「唐桟織」からラオスの「サバン」へ 投稿者:朝 投稿日:2006/02/09(Thu) 08:23 No.433 ?
私のHPに唐桟織のことを書いたら、ラオスの「サバン」について記したHPが、私のHPに入ってきました。旅行中にHさんが、「ラオスの織物に興味がある」とおっしゃっていたことを思い出して、ご存知かもしれませんが、そのHPのアドレスを添付します。http://www.shokuintl.jp/

  ラオスの織物って、とても面白そう。いつか行ってみたいと思いました。
投稿者: 濱田みどり 投稿日:2004/03/03(Wed) 17:10 No.72
和服ということで、千葉の自慢することとして「唐桟織」をあげたいですね。千葉の指定無形文化財です。
昔ながらの方法で続けているのは館山の斉藤家だけだそうです。訪問したいのですが、今は一般の見学はお断りと聞いたので残念なのです。
   
         
 

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