スローフード運動とは

 

掲示板に寄せられた声

春が近づいてきましたね  投稿者: ばあチャル 投稿日:2004/02/22(Sun) 09:18 No.68 HomePage
菜の花がそれを感じさせます。
ところで、
私の日記にも書きましたが最近野菜の鮮度のことで、驚きの経験をしました。
見た目どこもどうもなっていない、新鮮なそうなキュウリをポテトサラダにして食べたら、腐っていたということを。
確かに冷蔵庫で4、5日寝てはいましたが、痛みがあればぬるっとして、溶けそうになりわかります。(ベテラン主婦?ですもの)
同じときの買ったインゲンもそうでした。
買ったその日か翌日ぐらいの出来事なら、お店に文句言いに行きますが、私が問題と思ったのは新鮮そうに保つ細工がしてあるのではないかという疑いです。
一週間はおろか半月ももってしまうレタスとかほうれん草、経験ありません?怖いです!
私が作る野菜は小松菜など抜いたら、2、3日しか持ちませんよ。だから葉を必要なだけちぎって使います。でも全ての野菜が作れるわけでも、いつでも作れるわけでもありませんものね。それだけだは足りません。
狂牛病、鳥インフルエンザ。卵、牛乳の賞味期限のごまかし。
飽食の時代といわれて久しいのですが、これはひとつ多方面から真剣に考えなくてはと思う次第です。

篠崎悦子より

正にいろいろとみんなで考えなければなりませんね、今日の食生活は。

スーパーで見た目新鮮は本当か。

冷蔵庫の保蔵に適するか適しないか。

賞味期限は正しいか。

食料の輸入依存度60%という恐るべき時代の飽食の習慣は、企業と消費者の信頼の下でしか成り立たないもののはずです。

わたしは、出来るだけ季節野菜、それも地元の野菜を選んで買っています。冬にきゅうり、トマト、ナスは食べません。おいしくないですもの。大根、白菜、ほうれん草、長ネギなどが美味しいです。

もっと有難いことに、近隣の農家のおばあさんが、リヤカーを引いて自分の作った野菜を売りに来てくれることです。そのおばあさんがいつまでも元気でいてくれることを祈るばかりですが。

こんなことからも、スローフード運動の重要性に気づかされます。

 

こんにちは。  投稿者: Mr. KAKE 投稿日:2004/02/01(Sun) 11:34 No.61
昨日、友達との会話で食べ物の話題になり、ある気功の先生曰く「食べ物には陰と陽のエネルギーがあり、そのバランスが取れると健康になる。」とのこと。また、「住んでいる土地で取れた食べ物が、その人には合っている。」とも言っていたそうです。これは、スローフード運動と通じるものがあるなあと思った次第です。


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「スローフード」という言葉の由来は、 15年程前、イタリアのローマにマクドナルドの1号店が誕生し、マスコミで騒がれていたころにさかのぼります。

のちにスローフード協会の会長となるカルロ・ぺトリーニ氏が仲間たちと食卓を囲んでいたとき、ファーストフードの脅威という問題が話題にのぼり、だれからともなく口にしたのが「スローフード」という言葉だったといいます。

そして1986年に北イタリア、ピエモンテ州の「ブラ」という小さな村に「スローフード協会」を発足させました。現在では、世界38カ国、132の都市にあわせて約6万人の会員をもつ一大組織になっています。

現在もこの「ブラ」という小さな町に国際本部があります。

「スローフード協会」は基本的にNPO(非営利団体)で、いわば食文化のボランティア団体。主な活動内容は消費者に正しい情報を伝えるという見地からの出版活動と、オリーブ油やワイン、チーズなどの試食のための会食。質のよい食べ物を守り、そして違う人間同士が顔をつきあわせて食事をし、大いに語り合うことがスローフード運動の核になっています。

スローフードの「スロー」とは、だらだらとやたら時間をかけて食べようということではなく、ふだん漠然と口に運んでいる食べ物を、ここいらで一度じっくり見つめ直してみてはどうか、という提案です。そしてそうすることで素材や料理について考えたり、食事を共にする人との会話を楽める生活を大切にしましょう、という考えのうえに成り立っています。

 「スローフード運動」とは、具体的には3つあります。

 1つは、消えつつある郷土料理や質の高い食品を守ること。

 2つめは、質の高い素材を提供してくれる小生産者を守っていくこと。

 3つめは、子供たちを含めた消費者全体に、味の教育を進めていくことです。

(以上はスローフード運動に詳しい三浦千佳子さんがまとめたものから引用しました)

 

<特集 スローライフ>

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