早朝8:00 フィレンツェを発ち、トスカーナ地方の朝靄の中、シエナに向かい、長靴型をしたイタリア半島を縦断しているアペニン山脈を左手に南下する。
この朝靄が、美味しいキャンティー・クラシコを醸造する。
バスで1時間20分。
シエナに着く。
街の入り口。
突き当たり。
このように、いたるところに水飲み場がある。
路地が迷路のごとくに張り巡らされている。
路地角の小さなマリア像。
小さな教会の前。
シエナは各区毎にマスコットが決まっていて、その区にはいたるところにそのマスコット像が飾られている。
ここは蛇だったかな?
あの、下の小さな像。
ここの区は亀がマスコット。
亀区である。
ここは鷲区。
オオカミと双子の像が。
ロムルス (初代ローマ王)に破れたレムスがここに逃れてシエナを建国とされている。
ドゥオモ広場
ドゥオモ
白黒の色使い
カンポ広場
路地の先に、カンポ広場が開ける!!
この広場で、年に一度、各区の裸馬による競馬競争がある。何周かして優勝を決める。たった何分かの競争。
その競争や真剣で、各区の応援にも熱が入り、この広場は人で埋め尽くされるという。
プッブリコ宮とその鐘楼
広場宮殿の真向かいにあるガイアの噴水。
中世そのものの街、広場で、去りがたく、写真中央辺りのバールで大好きなエスプレッソを立ち飲み。これがつうの飲み方です。
小さなデミタスカップに半分も入っていない。
一口、二口で終わり。
が、とびきり美味しい。
ここでは一杯0.8ユーロでした。
次は約2時間、イタリア中部の古い街アッシジへ。
同じくアペニン山脈を左手にみて、東南に走る。
聖フランチェスコ生誕の地。
聖フランチェスコは若い頃は放蕩をつくしたが、啓示をうけ、宣教を始め、清貧のうちに死去。
没後2年、1228年に聖堂建設がはじまった。
田園を望む丘の上に建つ聖フランチェスコ聖堂。
遠く街中央に見えるのは、聖フランチェスコの弟子聖女キアーラを祀るサンタ・キアーラ教会。
聖堂への登り口。
土産物やなどの続く参道。
聖堂。
聖堂上部に、ジョットの28場面の「聖フランチェスコの生涯」がフレスコ画で描かれていて、「小鳥に説教する聖フランチェスコ」が名高い。
私の今回のツアーは、この「小鳥に説教する聖フランチェスコ」を観にきたようなものだ。
下部に、本祭壇。
ここの天井画もジョットが描いている。
地下に、聖フランチェスコの墓がある。
* どこでもそうだが、保存上撮影の厳しいところがある。ここもダメでした。
先ず、カメラはフラッシュを焚かなければよし。
ビデオはok。
次は、カメラ、ビデオともにダメ。
聖堂横の広場に、まだクリスマスの展示が施されている。
馬屋での御子の誕生。
後ろ髪を引かれながら、バスに乗り込みます。
約3時間で次ぎの目的地ローマへ。
ローマ泊。
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