カッパドキアから、西南下してコンヤに向け、ひたすらまたバスの旅。
210km。3時間
3時間のバスの時間なんて、もう短く感じてきた!
カッパドキアの景色ともお別れ。
遠くに、数億年前噴火してカッパドキアの特異な地形をもたらしたエンジェルス山を望む。
手前に広がるは、麦畑。
旧シルクロードを通って、ひたすら走る。熊のプーさんも応援。
博物館として公開している。
中は、まだらくだの臭いが強い。
道中にあった製粉工場。
あれだけ麦畑が広がっているのだから、どこかで製粉しなければ。
コンヤに到着
コンヤは、中央アナトリア地方の南西にある。
11〜13世紀にセルジュク・トルコ朝の都として栄えた美しい古都。
13世紀に神学校として建てられた。
現在はタイル博物館として公開している。
独特のドーム。
灯りとりでもあり、この真下には水受けがあり、生命の強さ、はかなさ、そして天国を表していた。
トルコプルーの典型的な色
外には杏の実が成っていた。
旋回舞踊で有名なメヴラーナ教団の総本山だった。
6000m2の広大な敷地に霊廟や資料室、修行場がある。
1925年ノアタチュルクによる宗教分離政策で、教団は解散、旋回舞踊も禁止された。
青いタイルのとんがり屋根は、コンヤのシンボルとして親しまれている。
教団創始者メヴラーナの墓。
メヴラーナとは、トルコ語で「わが師」の意。
墓の上に置かれているとんがり棒の立ったターバンを巻いた帽子は、現在はトルコ帽とともに禁止されている。
最古のコーラン(?)
また、ひたすら旧シルクロードをバスの旅。
中央アナトリア地方とお別れ。
エーゲ海地方にある次の訪問地パムッカレに向けて、西に走る。
440km。5時間の旅。
洗剤工場がみえてきた。
この川のあたりは、天然の化成ソーダが溜まって白い。
パムッカレに到着。
石灰棚の全景。
間じかに迫ってくる。
今夜の宿泊宿。温泉ホテル。
このようにホテルで鉱泉を使ってしまうので、石灰棚まで自然に流れなくなり、一時石灰棚は枯渇しかけてしまった。
現在回復中。
パムッカレ泊
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