掲示板に寄せられた近況報告

千葉ウィメンズ・フォーラム

こころをスローにすること実行委員会

白神山地にいってきました  投稿者: 濱田 みどり 投稿日:2005/11/13(Sun) 12:39 No.312
 白神山地から帰って3週間が過ぎてしまいましたが、遅ればせながらちょっと報告を・・・・。
 1日目の目的は五能線<川部ー東能代のうちウエスパ椿山まで>に乗ることでした。東京から<はやて7号>で八戸へ。そこで<スーパー白鳥7号>に乗り継ぎ青森へ。弘前経由川部で<五能線>に乗り入れする「リゾートしらかみ」に青森から乗り、ウエスパ椿山までの3時間を車窓から見るのどかな景色を堪能しました。車中では五所川原ー鯵ヶ沢の30分間にサービスで津軽三味線の演奏もありました。日本海に沈む夕日を眺め16:53に目的地ウエスパ椿山で下車。
 1日目の宿は、日本海の波打ち際にあり満潮時には海水が湯船に流れ込む露天風呂で有名な不老ふ死温泉。この露天風呂から日本海に沈む夕日を見るつもりの計画は日没時間が16:50で無理でした。この露天風呂には電灯も無く、入浴時間は日没までとなっていますが「直ぐ行けば入れますよ」とフロントの方に言われ無事入浴もできました。しかも自宅を出てほぼ12時間のスローな旅の締めくくりを夕闇の中、私達3人だけで露天風呂を占有しゆっくり過ごせました。
 2日目は、普通列車で五能線<艫作ー深浦ーあきた白神>の旅をちょっと満喫してから十二湖を散策。十二湖は、江戸時代・宝永元年(1704年)この地を襲った大地震によって沢がせき止められ、地盤が陥没して形成されたと言われているそうです。
「この地を襲った地震」という説明が、朝さんが掲示板に記載されていらした「富士山の噴火と同時に陥没してできたのだそうです」につながるのでしょうかね?確認はしませんでした。そのとき出来た湖沼は33点在していますが、崩山の頂上から眺めると小さい池は広大なぶなの森の中に隠れてしまい、大きな池だけが12見えたことから「十二湖」といわれるようになったそうです。その中でも十二湖の代名詞とも言える「青池」は、青インクを流し込んだような美しさで、ブナの黄色い落ち葉と湖面の青とのコントラストが美しい静寂な池でした。そのほか、青森県の名水にも選ばれた「沸壺の池」、そしてこの沸壺の池の名水が流れ落ちる「落口の池」、この名水で入れた抹茶を村営の茶室で立ててくださるので一服いただきました。抹茶を飲みながら自然に囲まれた池のほとりでのひと時には心が和みました。幻の魚イトウ釣り大会で有名な「鶏頭場の池」、そして崩壊浸食による断崖が緑に美しく映える「日本キャニオン」などたくさんの見所を訪れ、私達の目と心を楽しませてくれた十二湖の散策でした。
 3日目は、山頂からブナの森を眺めたかったので秋田県側白神山地世界遺産地域のうち核心地域と緩衝地域の境界近くに位置する「二つ森(1086.2m)」に登りました。ブナの森の紅葉は目に優しい褐色をおびた黄色(?)でした。お天気にも恵まれ、丁度良い時季とのことでしたが、今年の紅葉はあまり良くないとのことでした。山のガイドさんの話では「昨年の11月に新芽が出てしまった影響かもしれませんね」とのこと。
 私は今まで紅葉には、黄と紅の色鮮やかな強烈な美しさを求めがちでした。でも今回の旅で、落ち着きがあり渋さを感じるブナの森から「心をほっとさせてくれる紅葉の美しさ」を再認識しました。



Re: 白神山地にいってきました 篠崎悦子 - 2005/11/13(Sun) 13:26 No.313

白神山地での寛いだお便りを有難うございます。
知らない地名がたくさん出てきて、奥深い地方を感じます。
黄色の紅葉もいいものですね。私は十和田湖畔や八甲田山でブナ林の紅葉を観たことがあります。
白神の静寂な自然に抱かれて、都会の灰汁も少しはとれたことでしょう。

 

無題  投稿者: 投稿日:2005/10/19(Wed) 16:15 No.303

しばらくイベント屋でドタバタしていて、掲示板へのお返事が遅れました。ごめんなさい。

 朝、ゆったりと小鳥の声で目がさめる。目覚めたら、先ずラジオのスイッチをいれて朝のバロック音楽を聞きながらコーヒーを一杯。それから、おもむろに庭に出て、今日はどんな花が咲いているかな、なんて思いながら植物を見回る。それから新聞読んで洗濯や片づけして、アトリエへ。陶芸アトリエは泥んこだから掃除は大変だし、手仕事だからやらなければならない仕事もいっぱいある。粘土づくりや釉薬作りや轆轤引きや、窯入れや焼成や・・・・。
でも、これって本当にスローライフ?

 最近思うのだけれど、「ものづくり」というのは需要と供給のバランスの上に成り立っているから面白いのであって、ただ物を作るだけじゃ人は満たされないのじゃないかって。需要と供給の関係が目に見えるから、顔と顔とがつながっていてスローな関係が成立しているから、スローライフなんであって、ひとりで優雅にもの作っていてもそれはただの趣味の世界なんじゃないかって。

 で、今回も浜松まで出かけてイベント屋さんをしてきたんだけれど、それってとても難しい! 篠崎さんに慰められたけど、豊かなスローライフのはずが、いつの間にかイライラしている。
ということは、スローライフにはスローないい人間関係を作ることが不可欠ってこと? それって・・・、結局どういうことなんだろう?

写真は、今朝庭に咲いていたトリカブトの花。トリカブトは毒草で、アイヌが毒矢に用いたのはよくご存知のこと。


Re: 無題 篠崎悦子 - 2005/10/19(Wed) 17:12 No.305

目が覚めるような鮮やかな青色の花、有難うございます。
トリカブトと聴き、ドキッ。

朝さんは、今、お疲れみたいですね。
少しゆっくりと、ペースを落としてもいいのではありませんか。
エジプトかトルコに旅してみては。青い色から連想しました。

他人が見たら、朝さんの優雅さは羨ましい限りです。

スローライフは、本来自分の身の丈で、手間隙かけて、無理をしてまで焦りたい自分の気持ちと辛抱して向き合って宥めていくことなのではないかしらと、この頃思っています。

あまり気を張り詰めずに、ゆとりをもって、何か他の事で遊んでみてはいかがかしらね?

1月の千葉の旅のご都合、承知しました。
3日間、是非ご一緒しましょう。
メールの案内見てくださいな!

 


Re: こころがスローになれるかな? 水野悦子 - 2005/10/16(Sun) 11:04 No.298

みどりさん、朝さん、『こころをよりそわせる』…という表現と発見、素敵ですね。
“スロー”と“日常”との接点をあらためて考えさせられています。

実は、私も「スローな心は“非日常”のなかに見つけやすい」ような気がしていたのですが、
最近になって“日常の中のスローな心”を自分のなかに見出してビックリしてしまうことがあり、
これはどうしたことだろうと考えていました。

もしかしたら、『こころをよりそわせる』ということがチョッピリできてきたのかしら。ウッフッフ。

そうだとしたら、心をスローにする実行委員会のおかげです。
篠崎さん、皆さん、ありがとうございま〜す。

 

こころがスローになれるかな?  投稿者: 濱田 みどり 投稿日:2005/10/08(Sat) 11:35 No.292
朝さんのメールを拝見して私少し反省しました。
篠崎さんのHPを見ていて、スローライフを楽しんでいらっしゃる様子にちょっぴり羨ましさを感じていました。
でも、私はこころをよりそわせるようにしていなかったのかな!?と思いました。
日々ちょっとだけこころを寄り添わせればいいんだと再確認しました。今までこころをスローにするのに、まず事象(環境・場・状況など)を求めていたような気がします。
日々こころの寄り添わせかた次第でだということを遅ればせながら気づかせて頂きました。
というものの、旅行することでスローな気分になることを待しています。
実は私も、10月18日から二泊三日で白神山地に行くのです。
五能線に乗るのと世界遺産のブナ林<紅葉>を見るのが目的です。今年は紅葉が遅れているというので心配です。
十二湖めぐりと二つ森に登って世界遺産の森を見渡して、スローな気持ちを満喫したいと思っています。

 


Re: 近況報告 篠崎悦子 - 2005/10/07(Fri) 12:57 No.289

白神山地を歩くなんて、凄いですね。羨ましい。
ブナの原生林、神秘的なのでしょうね。
写真の青池も神秘的。
何日いたのですか。

富士山の噴火が、秋田県までひびいたのですか?
日本って、狭い?


 


Re: 近況報告 吉田 良子 - 2005/10/09(Sun) 21:29 No.296

いやあ、びっくりした!
富士山の噴火と同時に、秋田県の土地が陥没したなんて!
日本って狭いんだあ!
いやあ、神秘、神秘。ロマンがありますね。

  

近況報告  投稿者: 投稿日:2005/10/07(Fri) 12:06 No.287

またまた、ご無沙汰。

 HP拝見していると、ゆったりとして実におおらかな篠崎さんの姿が見えてきます。こころがスローライフによりそって動いているみたい、いいですね。
 私の暮らしもスローライフなのですが、気持ちはいつも揺れていて、何かをやっていないと落ち着きません。困ったものです。

 さて、今月の初めユネスコ世界遺産に登録された白神山地を歩いてきました。紅葉にはちょっと早すぎましたが、広大なブナの原生林は素晴らしく、あくせくしたちっぽけな人間の気持ちを蘇生させてくれました。青森県側からと、秋田県側からと両側からアクセスしましたが、地図で見ると白神山地のほんのさわりだけ、友人は4日かけて縦走したそうで、やっぱりそれくらいしないと白神山地を歩いたとはいえないのでしょうね。

 写真は、秋田県側にある十二湖の一つ青池です。これらの池は、富士山の噴火と同時に陥没してできたのだそうですが、青池の水だけはなぜか濃い藍色で、神秘的な美しさでした。


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