千葉ウィメンズ・フォーラム
日時 2014年10月02日(木)
12:00〜14:00
めでたくも、愉しい会も第50回目を数えました。
偏に皆様の遊び心旺盛の賜物ですね。お互い元気に(そうでない人も?! はははっ)会える有り難さを感謝しました。
50回というのは、それだけお互い歳を重ねてきたということ。万歳ですよ、ほんと。
これからもお互い助け合い、いい歳を重ねる喜びをスローに実践しましょう!!!
会場を東京駅にしたのは、少しでも迷わずに来られるようにとの計らいでした。
が、かつて現役中は東京駅を我が庭のごとくに新幹線出張などで頻繁に使っていた思いのままで、今日の変貌を知らない御仁たちには、お上りさんよろしくやはり同様に30分くらいは東京駅でさ迷っていたようで、可笑しいのなんのって!!
スローライフとは言え、どんどん新しい社会に外出しなければ、ね。
そして、私も歳を重ねていろいろと面倒で許してしまうようになってしまったが、今読んでいる塩野七生さんの影響で気が強くなり、今回の会場のポール・ボキューズは、味はともかくサービスの面で問題ありと強く感じた。サービスをする面々の表情がまるで怒っているよう、ほんの2、3人の見るからに新米さんが笑顔で頑張っているだけ。注文も間違えて作ってきたり。ここは断固作り直させた、私ではなかったが。平松さんは手を広げすぎたのかな。目が行き届いていないと、折角の評判のポール・ボキューズもダメになるな。
50回目ということで、引き出物を用意しました。
メンバーの娘さん(といってももう女将でしょう)の嫁ぎ先である新潟の酒蔵麒麟山が開発した「キリンザンカレー」です。酒造りで出てくる「さかすけ」といううま味をカレーに生かしてこくのあるまろやかのな辛口カレーを造ったそうで、酒蔵とカレーの取り合わせが絶妙と、テレビか何かで紹介しているのを見た覚えがあるとの人もいました。
皆さんのお喋りは続きます。
99歳のお母さんを介護しているメンバーは、この半年くらい89歳の叔母さんの介護も加わって大わらわとのこと。
この叔母さんは、生涯独身で一人住まいしていたが、痴呆症が進んでしまい、我がメンバーが介護付き老人ホームに入居させたとのこと。
すると、これまで疎遠だった他の姪や甥が出てきて、土地を相続したいといってもう訳の分からなくなった叔母さんに遺言書を無理矢理書かせたりしていると。
土地が世田谷の一等地で広いのだそうです。
我々のメンバーは係わるのは嫌だからと、相続会議には返事もしないし出席もしないでいるとの事。
こんなことが本当にあるものなのですね。人間って、一体何なのでしょうね。と、皆で相続の話を一頻り。
手にしているのが「キリンザンカレー」です。
話に夢中になってしまい、写真を撮るのをこれだけで、あとは失念してしまいました。
折角出席されたのに、写っていない善男善女ごめんなさい。
若い時山に登っていた人の解説で、今回の御嶽山噴火時の登山者の状況などが分かり、思いも寄らない突然の事、嘆かわしいことです。
今年の中秋の名月の話が出て、大きくていいお顔だったと。
お月見の供え物をした人はいなくて、以前は薄や衣かつぎ、お団子などを供えたと、懐かしい季節感のある話しができた。
そう、お月さまはほんとにいい、少し哀しげだがこちらの心持ちを優しくさせてくれる表情をしている。また、そのお月さまを見上げてているときは、何か不思議なこころ持ちにもなるナ。
マロンのデザートを食しながら、栗の料理の大変さに話が進む。剥くのがたいへんなので、殆どのひとがそのまま茹でたり蒸したりして、あとは割ってスプーンで掘り出す。
韓国通の人の話では、韓国では栗を生で食べるのだそうだ。コリコリするとか。
名月といえば、丁度中秋の名月の時、旅行で中国の西安にいた私は、月餅の大きいのや、ゆで卵を入れて満月に見立てているのに興味を持ったことだった。そして、望郷の念に駆られて "天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に い出し月かも" と詠んだとされ唐の玄宗皇帝に仕えた阿倍仲麻呂の記念碑の下に立ったことを思い出した。
自動車損害保険の話になると、保険会社は損をしないように出来ている、損をするのは消費者ばかりと、社会の仕組みに不満が募りました。
気分転換にどうしてもこの会に出席したいと意気込んで来る人。
そう、気分転換でも何でも、皆で会うことがお役にたつのならば有り難いことです。
50回で終わりなんていわないでしょうね、という人も。
そうですね、皆が出席したいと思っている限りは続けましょうね。お互い助け合いながら。
フレー フレー 愉しいスローライフのみんな!!
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