5月26日は、父の命日である。
今年は十二回忌。
昨日お墓参りした。
母は昨年七回忌だった。
親に死なれて、10年経って、この頃ようやく、親たちの素晴らしい凄い立派な生き方、思い、もちろん苦労も、が少しは分かるようになってきた。
そんなことを、つい先般著書を出版されたかつての職場の大先輩に話したら、「それは、それだけ自分も成長したということでしょう。親や年配者のことが分かるようにまでなったということですよ」と諭してくださった。
親のこころの奥深いところまでは、生身の子供にはなかなか知れず、ただ我がままでいたのですね。
しかし、明治生まれの親たちは、立派に生きたものだ。
凄い。
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