値上げの大波

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九十九里浜日記

2008年01月05日

年賀に用いようと、九十九里浜名産の「鰯の胡麻漬け」を求めにいつもの製造元にいった。
製造元なので、みやげもの屋などでは500g1000円のものを、800円で売っていた。

それが、「いままで20年間値段据え置きでやってきたが、もう原材料の値上がりでどうしてもやっていけない。この正月から値上げしました。うちは消費税もサービスしています」と。
800円だったものが1000円になった。
「原材料って、鰯は中国か韓国産?」
「いえいえ、うちは原材料は全て国産です。鰯は銚子のもの」
「消費税サービスって?」
「???…」

新年早々市井の経済談義も実に厳しい。
そして、ここでも消費税の不可思議な実態の一端に触れて、私の頭脳は暗雲たちこめてきた。
この店に寄る楽しみが失せてしまった。
ながらみだの鰺の丸干しだのと、九十九里浜の名産がいっぱいある店なのだが。

今年はこころして、財布の紐を固く閉じていこう。
 

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